高配当ETF HDV
ETFはExchange Traded Fund
の略です。
仕組みは簡単に説明すると、個別株と同じように
市場でリアルタイムに取引き出来て、配当金が出る
こんな感じですね。
特に高配当ETFは値上がり益と配当金のダブルを狙える、魅力的なETFです。
配当金がチャリンチャリンと入ってきます。お金が働きます!休む事無く働き者です!
今回は高配当ETF spydと相性が良い、米国高配当ETF、HDVを説明します。
関連記事
HDV
ブラック.ロック社のETFです。Iシェアーズ・コア米国高配当ETFといいます。
ブラック.ロック社は、運用資産残高1153兆円と世界最大の資産運用会社です。
日経平均が660兆円の規模なので、その巨大さが分かります。
配当利回りは2.24%と下がってしまいました。HDV自体の値上げの影響もあります。
モーニングスター配当フォーカス指数がベンチマークです。財務状況が良い配当金の支払い持続可能な上位74社で構成されています。
配当金は3月.6月.9月.12月に支払いです。
トータルリターン7.75%となかなかです。
資産規模が大きいメリット
まず、運用経費を下げられます。
運用額が多いから安い経費でも利益が出るんですね。
経費は、年間0.08%と激安です。
配当金は3月.6月.9月.12月に支払いです。経費率は0.08%で非常に安くなっています。年間100万円運用して、800円とラーメン一杯分です(^^♪
構成銘柄
エクソンモービル
AT&T
シェブロン
ジョンソンエンドジョンソン
ベライゾンコミュニケーションズ
アッヴィ
パーフェクトグレード
フィリップモリス
メルク&カンパニー
コカ・コーラ
上位10銘柄です。これで構成銘柄の、約半数近くを占めています。
ヘルスケア 20%
生活必需品 17%
エネルギー 16%
通信 13%
情報技術 10%
公共事業 9%
金融 6%
資本財・サービス 5%
一般消費財 3%
素材 0.5%
セクター構成比率はこうなっています。ヘルスケア、生活必需品、エネルギー、通信を中心に構成されています。spydとの相性が良いです。
チャート
引用 Trading View
コロナショックで30%ほど、暴落していますが、回復し、現在は金利引き上げで再び下落しています。
関連記事
HDVのメリット
メリット
財務状況が良い企業に投資している
倒産などのリスクが低い
経費率が低い
年間0.08% 100万円運用して年間800円です。ラーメン一杯
運用規模が大きい
6300億円と巨額です。
運用会社が最大手で安定
先に説明した通りです。世界一位
不況に強い
ディフェンシブ銘柄が多いので不景気に強い コロナショックの年でも増配
ディフェンシブとは不況に強い訳です。
デメリット
分散が弱い
構成銘柄74社です。
セクターに偏りがある
ヘルスケア、生活必需品、エネルギー、通信で70%を占めています。
二重課税
日本20.315% 米国10%と二重課税 米国分を取り戻すには確定申告
spydとの相性が良い
デメリットを補う候補としてspydとの相性が良い。お互いの足りないところを
補うパートナー候補です。
セクター比率の違いが、お互いの足らない部分を穴埋めしてくれています。
両方を保有することで、セクターバランスが良くなります。
spyd HDV
1位 不動産 1位 エネルギー
2位 一般消費財・サービス 2位 通信サービス
3位 公益 3位 ヘルスケア
まとめ
私もHDVとspydを両方保有しています。バランスが悪い食事をバランスが良いメニューへと
グレードアップしてくれます(^^♪
しかし、HDVのみに全力投資は、おススメしません。ポートフォリオの一部には良いでしょう。
ちなみに、キャピタルゲインは値上がり益 インカムゲインは配当益です。
購入のタイミングは、定期積立か、暴落時に買い増しですね。
配当金を頂きながら、買いっぱなしの、ほったらかし運用にも適しています。
投資は自己責任でお願いいたします。
コメント