相場サイクルって?
株式相場には相場サイクルがあるのをご存知でしょうか?
相場には4つの相場があり循環してます。金融相場、業績相場、逆金融相場、逆業績相場の4ステージのサイクルです。
相場のステージとサイクルを知る事で流れが読めます。
聞いただけで何となく想像できますが、説明します。
4ステージ
基本は4つのステージでサイクルです。
このサイクルを理解する事で、相場のパターンが読み取れます。
また、必ずしも順序通りでなくアクシデントなどでサイクルが、ぶっ飛ぶ場合もあります。
最近だとコロナパンデミックですね。
金融相場
コロナ禍で量的緩和とゼロ金利政策、これが金融相場です。金融ショックが起きると景気を刺激し恐慌を回避しようとします。
コロナショックで見てみると、リーマンショックの反省から政府の対応が素早く、株価も二番底や三番底に落ちる事無く、チャートではただの株価調整で回復しました。
簡単に説明すると、中央銀行がお札を刷りまくり、金利も下げてと、政策によって景気の落ち込みを防止しようとします。
量的緩和は不景気になるのは
お金が世の中を循環するスピードが落ちる事ですから、金融機関の貸し渋りが起きます。資金不足に陥り企業の倒産が増加します。
それを緩和する為にも、お札自体の量を物理的に増やし、世の中に出回るお金の量を増やしてやってカバーします。また、余ったマネーが金融市場へ流れ込み株価が上昇、バブル相場になりやすくなる。
また、金利を下げる事で融資やローンを活発にし景気の底上げをします。
金利が下がると株価は上昇します。
業績相場
次に来るのが、低金利による設備投資や好調なし一般消費により企業の業績が良くなる事で起こる業績相場です。
ローンという、言い訳のしやすい借金が増えます(^^♪
金利が低いので沢山借りても利子が増えません。
やはり、金融相場で良くなった景気の循環が企業業績に高業績をもたらします。金利も上昇しはじめます。
株価上昇
逆金融相場
好景気により、金利が上昇。ローンを組みたい人が増えれば金利は上がります。
また、今回のようにインフレが発生し、中央銀行により、金利引き上げが始まります。金融引き締めです。
インフレは良いことですが、加熱し過ぎると物価高になります。
金利引き上げで株価は下落します。
現在はこれです。
高PERのハイテク株は値下がりしやすくなります。
逆業績相場
逆金融相場の結果、企業業績は低迷します。金利上昇により企業の設備投資や一般消費の落ち込みで企業業績にもブレーキがかかる。景気後退。リセッション入りです。
株価下落。
いつ買うか
やはり、下落した逆業績相場から金融相場の走りに買い、業績相場で売るのが儲かりそうですね。
積立て投資なら始め時は拘らない
積立て投資ならいつからでも構いません。時を待っていると投資機会の損失になります。
待っていても、チャンスをものに出来るとは限らないし、失った時間は複利効果に悪影響です。
まとめ
下落した逆業績相場から金融相場の走りに買い、業績相場で売る。または、金融ショックで底から買い始める。こんな感じでしょか?
格言に落ちるナイフは掴むなとあります。底は後で振り返れば、あの時が底だったと分かるものです。
実際に、身近にいた億り人のやり方は、底付近から毎月の積み立てを行っていましたね。
底は分からいので様子を見ながら積み立てが良いと思います。一度で全力投資は二番底の時にメンタルが耐え切れません。
逆業績相場から金融相場の走りで保有した、株やETFは長期保有にも耐えられる可能性が高まります。売らずに長期保有し、配当や優待を頂き上昇を待つのも良いですね(^^♪
投資は自己責任でお願いいたします。
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