米国長期国債ETF  TLT 

米国長期国債ETF  TLT

今回紹介するのは、債権ETFのTLTです。

ETFは株や債券をコンセプトに合わせた詰め合わせパックです。

20世紀最大の発明とまで言われています。上場投資信託といいます。

 

特徴は最初から分散されています。最初から分散された投資信託を株式市場で、株のように取引き出来る商品です。

株の格言で1つのカゴに玉子を盛るなというのがありますが、同じカゴに玉子を全部盛ると

落とした時に全部割れてしまう訳ですが、カゴを分散して玉子を盛れば一度の失敗で全部割れるリスクを回避できます。

そんな商品を、お手軽に株のように市場で取引き出来るのがETFです。

便利ですね。あとはプロにお任せです(^^

ETFは迷えるほどの種類があり、価格もお手頃。

 

TLTは最大手運用会社のブラックロック社が運用してます。

債券にも米国総合のAGGや社債のLQDの他りろいろありますが、TLTは

米国の長期国債にまとめて投資します。

特徴として、米国株価と逆相関の関係にあります。暴落時に、値上がりする性質を持ったETFです。
経費率は0.15%で安いです。

実は暴落時のクッション役を期待出来ます。過去の実績で米株価と逆相関の関係が見れます。

説明しますね(^^♪

投資は自己責任でお願いいたします。
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過去の暴落でのTLT

 

過去の暴落ではTLTは米国株式の値動きとは逆の動きをしています。

上がれば下がり下がれば上がる動きを期待出来ます。

金融ショックでの役割は暴落した株価の逆相関を利用しポートフォリオのクッションの役目です。

金融ショックが起きると株価は暴落します。
株のバーゲンセールが始まります。買い時です。

しかしです。買いたくても資金がありません。
そこで、長期米国債の出番です。

売って株式を買います。
購入資金に変わります。

分かりづらいですが、チャートの青い縦の点線が同じ2009年1月2日です。リーマンショックです。

株価は下がっているのに、TLTは上がっています。これを利用します。

TLTチャート

引用 トレーディングビュー

SPYは下がり同時にTLTは上がっている!

 

SPYチャート

引用トレーディングビュー

現在は米国の利上げにあい暴落中です。現在投資するのはスジとしてはあまり良くありませんが

米国の利上げが落ち着けば展開は変わるでしょう。

過去の利上げ以降ではS&P500がマイナスの年は債券ETFの方が現金で持つより、成績は勝っています。

ポートフォリオにTLTを入れておくと良いでしょう。

 

 

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なぜ利上げすると債券ETFは暴落する?

理由は古い債券を保有するより、利上げした債券を保有する方が利回りが高いので、低い頃の債券は儲けが少ないという理由から、うま味がありません。

ですので古い債券は人気が無くなりTEFも暴落します。

現在の米国の利上げで債券ETFは暴落しています。

金利と株価は逆相関の関係

元々、金利と株価は逆相関の関係にあります。

史上最高値を記録してきたここ数年は株高という事で、

つまり、今までが低金利の時代だった訳です。世界的な低金利時代の終わりの始まりが現在でしょう。

コロナショックで量的緩和政策を世界的に行った結果、インフレが進み利上げする事によりインフレの抑え込みに動いています。

この流れは、まだ少しは続くのかもしれません。

ここ10数年は株高でした。逆相関の関係にある金利は低金利でした。

株価が暴落したリーマンショックに株を仕込んだ人が、

株高のトランプ相場に乗り億り人に到達した人が多かったはずです。





株価暴落は株のバーゲンセール TLTの出番です!

ちなみにリーマンショックなど、暴落というと売りが売りを読んで大暴落に繋がります。記憶に新しいのはコロナショックですね。

サーキットブレーカーの初発動に繋がったほどです。

ろうばい売りと言ってパニックになって投げ売りしてしまうわけです。最近はAIが絡んでいるので株価の上下降はえげつないほど動きます。

結果、暴落は今まで高かった企業の株が投げ売りされお買い得セールになる訳です。

先ほども触れましたが、

TLTを保有し暴落時値上がりしたら売って、バーゲンセールになった株を買う訳です(^^♪

他の債券ETFは逆相関の関係になっていない場合が多いのでTLTはその点良いと思います。


https://kokokm.com/setuyakuka/

余談。現在は仕込み時

ちなみに金利上昇の時代という事は株価は低迷気味という事になるはずです。という事は安い現在から仕込んでいけば、次の株高の時代にうま味が出る訳ですね。

世界の経済は人類の成長に合わせて成長し株価に反映されます。

これは理論上でしょうが、過去の歴史が証明しているので絶対ではないですが

可能性は高いはずです。

売らなくてもポートフォリオのクッションになる

 

暴落は狼狽売りが更に売りを呼び暴落は加速します。

 

その時に逆の動きをする長期米国債がポートフォリオの値下がりをマイルドにしてくれます。

メンタルを保つ役割が期待出来ます。

人間は気持ちが8割なんて言います。
メンタルにダメージを受けると平常心を保てなくなりがちです。

心の安定が冷静な判断力に繋がります。

その為にも、心、メンタルの安定剤の為にも、逆相関の資産は持っていて間違いはないでしょう。

しかも、分配金がある
2%前後の分配金もあります。
保有してるだけで分配金を頂けます。

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買うなら楽天証券がおススメ。

楽天証券ならTLTを簡単に購入できます。ETF自動積立も出来ます。

NISA口座で海外ETFを取引すると買い付け手数料を全額キャッシュバックという嬉しい内容です。

また、海外ETF取扱本数が390銘柄と便利です。注文も簡単です。

楽天証券なら米国ETFは買いやすいですね。私も夫婦で使っています。




 

まとめ

安定した米国長期債券に投資するTLT。安定した上に株価とは逆相関の値動きで、分配金まで頂けるなんて夢のようですね。

株価暴落はいつくるか分かりません。忘れた頃にやってくる株価大暴落。

保険のつもりでTLT保有はありだと思います。

今は債券があまり良くありませんが、検討の余地はあると個人的には思います。

現在は米国の利上げにあい、値下がりしています。

しかし、利上げスピードも落ち着きつつあるようですね。仕込み時かもしれません。

 

投資は自己責任でお願いいたします。

 



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