難関大を出てても残念な人
難関大学を出ているのに、なんか残念な人っていますよね。
せっかくの学歴ですが、なんか残念。
もちろん、事務処理や問題解決能力は高いのかもしれませんし、優秀な人もたくさんいますし起業して経営者も多いでしょう。官僚や法曹界に身を置いている人も多いはずです。
しかし、社会で成功できない、うだつが上がらない。そんな人。
そんな人にはある共通点があります。それはコミュニケーション能力不足です。
悪くいうと頭でっかちになりがちな優秀な方達。
なぜそうなるか、これからの時代はどんな人材が世の中が求めているか、説明します。
原因の一つプライドがやたら高い。昔から神童扱い
難関大卒の方は昔から、天才的な頭脳で神童扱いだった人も多いかもしれません。プライドが高いのです。
それはそうです。凄いね頭いいとチヤホヤされ、周囲がアホに見えます。
その中でも、残念になりがちなのは、がり勉で成り上がった秀才タイプに多いかもしれません。
つまり、勉強ばかりで世間知らずになってしまう可能性が高い訳です。
確かに、勉強には長けていて、その知識、処理能力は世間ではズバ抜けているでしょう。
しかし、意外と大学で遊んでいた人、サークル活動を活発に行っていた人、体育会系は社会で伸びる人が多いです。そんな人達と競争すると学歴だけの人が負けてしまうのです。
理系の専門分野の人たちは、また違うでしょう。
実際いた残念な人の例
これは、実際いた身近な失敗実パターンです。
東大に合格し、通うも頭が良すぎて大学に通うことが馬鹿らしくなり、自主退学。
その後は塾講師など働くも、プライドが高い為やはり周囲に使われる事が嫌で喧嘩をしては仕事も続かず転職を繰り返す。
これがコミュニケーション能力の欠如ですし、社会性の欠如です。
世の中馬鹿になる時は馬鹿にならないとダメですね。プライドが高い為それが出来ない訳です。
自分で学習塾を経営し始めるも、最初のうちはまだ、競合も少なく細々経営していましたが、現代の大手資本による学習塾や同じような、個人経営との競争い敗れ、生徒は居なくなり、経営破綻。
既に高齢者になって貧しい一人暮らしの日々です。後に直接本人から聞いたのは、俺がバカだったと言っていました。
その親は頭が良い息子を、自慢にしていました。しかし、頭が良いだけなんですね。
社会人としては能力に欠如している。コミュニケーションの欠如です。社会性が欠如している。
まさに井の中の蛙大海を知らずです。
天狗になって、自分の頭の良さに酔いしれ肝心な事に気づかず人生の終盤で破綻。
これを茹で蛙と言います。🐸
蛙は鍋で水から入れてやると、温度の変化に気づかず、いずれ茹でられてしまうってやつです。
この例は、頭は良いが肝心な事に気づかず、人生を失敗した典型的な例でしょう。
頭が良い人なんて世の中にごまんといるんです。
極端な話、稼いで、なんぼです。
官僚や法曹も今や昔
今や難関大法学部を出て官僚や法曹界に身をおいても、昔のようにはいきません。
官僚も国を動かすほどの権限を失い、天下りも思うようには出来ないでしょう。
また、弁護士も今や年収が平均600万円代まで下がり、昔のように1000万円越えのようには、なかなかいかないのが現実です。弁護士数を増やしすぎました。
難関大を出ても、民間企業は昔ほど優遇してくれなくなりつつあるようです。
つまり、ただ難関大をでても昔のように、安泰ではないのです。
まして、これからは会社員も終身雇用の崩壊が待ち受けていると思います。
プライドが邪魔をする
やはり、自分は頭が良いと自負していますし、変にプライドは高い。そして社会では難関大を出ていてそれか??と色目で見られてしまいます。
周囲もまるでスーパーマン位に思っているのです。色目で見られます。僅かな事でも、意識されて標的になってしまいます。
そのギャップに本人も周囲も悩むのです。変にプライドが高く邪魔をするので扱いづらい部下になってしまう可能性が出てしまいます。
上で上げた実例の人物のタイプに陥る訳です。
必要なのは難関大プラスα
このプラスアルファがコミュニケーション能力や資格でしょう。または意欲、リーダーシップでしょう。医学のような専門資格でしょう。
まとめると、コミュニケーション能力とバイタリティー、頭脳の3つが最低必要です。
やはり、社会すべてが人との関わりです。山の中で一人で暮らすならそうでもないでしょうが、
仕事をする上で重要なのが上の3つの能力です。
コミュニケーション能力を発揮する。就活ではバイト歴やサークル活動をアピール
これは、難関大に限らず、就活には自分を企業にアピールする訳ですが、勉強をアピールする人は極わずかです。
まして、その学歴という神通力が弱まった現在、その波をもろに受けてしまいます。
勉強以外も懸命に、コミュニケーション能力を駆使して乗り越えてきた学生に対抗するには勉強だけの学生はアピール力が弱くなりがちです。
大半の就活生はバイトやサークル活動での活躍をアピールします。
有名店でバイトをしていたや、サークルを引っ張って活発な活動を推進したなど、企業はそんなリーダーシップや意欲を買う傾向が高いのです。
ですので、勉強ばかりの場合はアピール力に欠けがちです。こんな感じでコミュニケーション能力で培った経歴が武器になります。
企業が求めている人材
現在、難関大の神通力が通用しなくなりつつあります。特に東大は官僚養成機関の色合いが強いので
余計かもしれません。
結局、民間企業で、その他の大学を出た人たちと同じ立場で争う事になります。
意外と大学時代にサークルや部活、バイトなど社会性を磨いてきた人達のほうが、有利だったりします。
営業ならもろでしょう。
それは先ほども上げた、コミュニケーション能力とバイタリティー、頭脳の3つが必要です。
民間企業で出世しやすいのは文系だったりします。つまり営業です。コミュニケーション能力です。
そこで、どんな人材を世の中が求めているか逆算すれば簡単に分かるはずです。
企業は、企画力、実行力、完結力を持ったリーダーシップのある人材を求めています。
結局、頭が良くないとは基本ですし、バイタリティーも必要です。
これは、行きつくところ、社長になれる、会社を引っ張っていける人材を理想像として求めています。
自分で起業
結局は、そこまで気概がある人は、自分で起業してしまう場合も多いでしょう。
どんな場合でも企業が求めている人材は、世の中で成功しやすい人物像ですね。
実際、中小企業のオーナー社長はそんなキャラが多いようです。
起業すれば全部、自己完結しないといけない訳ですからね。
ですので、勉強ばかりでなく、多様な経験を学生時代に磨く必要がある事が分かります。
いずれにしても学業プラスアルファを身に着ける事が重要な事が分かります。
まとめ
以上のように、頭が良いプラスアルファを一つでも身に着けるほうが、社会人として世の中渡るには有利なのは当たり前ですが、
実力社会と言われ始めた日本で、これからを生き抜くには、以上のような勉強以外の能力が必要になってきているはずです。
しかし、難関大でなくても自分が納得できる学歴があれば充分とも思います。
どう世の中を渡るか、その武器は学歴だけでないという事ですね。
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