米国VIX指数(恐怖指数)
ある日突然訪れる恐怖の株価大暴落。事前に分かったらいいですよね?
実はVIX指数という、恐怖指数が存在します。
投資家がどれだけパニックに陥っているか分かる指数です。
株価に影響を及ぼすだろうアクシデントが起こると、数値が上がり目安になります。
説明します。
ボラティリティ
ボラティリティは株価や通貨の変動率です。
VIX指数はS&P500先物から出したボラティリティの予想指数です。
日本はVI指数で日経平均の値動きに反応します。
VIX指数は通常20%前後
投資家心理に変化が起き株価下落が心配されるとパーセンテージが上がります。
30%を超えてくると下落、暴落が起こる可能性が高まります。
過去の金融危機でのVIX指数
リーマンショック 100年に一度の金融危機と言われたショック約90%
チャイナショック 中国の経済成長減速で世界同時株安 30%
コロナショック パンデミックショック 80%
これ以外の金融ショックでも指数上昇が起こっています。
VIXのETFも存在します。
他の米国ETFや市場の動向を知ることができます。
上昇したら
下落の可能性が高まります。投資家の心理は悪化しています。
指数が上昇し始めたら下落が考えられるので、下落は追加投資のチャンスになります。
また、現金比率を高めて待ちたいなら事前の売りも目安になります。
必ず下落暴落する訳でない
2022年のFRB(米国中央銀行)の利上げと引き締めでもVIXは30%には上がりました。
現在の株価は最高値からは15%ほど下がっています。
しかし、一時的にVIX指数が上昇しても下落暴落しないことあります。
あくまで目安にして下さい。
まとめ
株価の目安に覚えておいて損はありません。
過去約10年に一度の割合で米国市場は暴落に見舞われています。
米国市場が暴落すれば、その影響から全世界の株も同時株安になります。
長期投資では必ずどこかで暴落に巻き込まれるでしょう。
万が一、世界大戦でも起これば株は価値が無くなる可能性も含んでいる事も
覚えておきましょう。
投資は自己責任でお願いいたします。
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