円安その理由は金利差
現在、円安が止まりません。一時145円に届く勢いです。
1ドル170円も心配されています。
実はどこまで進むか、専門家も全く予想出来ないそうです。
円安の理由は日米金利差です。
分かり易く説明します(^^♪
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米国は利上げの最中
米国はテーパリング真っ最中です。テーパリングとは、量的緩和を止め金利を上げる事です。
インフレを抑制する為に金利を上げています。
それに対して、日銀は金利を上げていません。
この為に円を売ってドルを買う動きが活発化しています。
金利が低い円より金利が高いドルで投資した方が儲かるからです。
米国は景気後退も心配されていますが、それでも金利引き上げを優先のようです。
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既に30%以上円資産価値は目減り
一ドル100円台 付近から僅かで140円台へと円安になりました。
これは、1ドルを100円で交換していたのが、140円も出さないと1ドルに交換が出来なくなったのですから、円の価値が下がった訳ですね。
日本の物価上昇の一因となっています。値上げラッシュが止まりません。円を多く払わないと物が買えないのですから、円安は進みます。
1ドル170円だとハイパーインフレに
ハイパーインフレとは通貨の価値が下がり、大金を出してやっとパン1斤を買える、そんな状態を言いますが、
そこまでは、なかなか行かないとは思いますが、
円資産のみの人は貧しくなる一方です。
外国では札束を出してやっと、パンが買えるなんてハイパーインフレも起きていますね。通貨の価値が極端に下がってしまうとそうなります。
外貨に投資
既に外貨(米ドル)に投資している人は、この円安で資産は増えているはずです。ドルの価値が上がった分、増えています。
米国株や全世界株を保有していれば、この円安危機でも円資産の目減りを
ある程度カバー出来ています。
下の画像は私の、現在のプラス金額の一部です。米国ETF投資です。株価は米国の金利上昇で下がっているにも関わらず、損益はプラスになっています。
これが外貨資産を持つメリットです。
円資産しか持たないリスク
このように、一通貨のみの資産しか持たないと、急激な為替変動リスクにさらされて、資産価値を失います。
リスク分散にも通貨資産の分散が必要です。
もちろん、資産の一部を外貨に分散する訳ですが、それは円を売る行為にもなります。
自国通貨の安全の為にも外貨投資もほどほどにしないと、円のハイパーインフレの原因にもなります。
ですので、バランス感覚が大切です。
再び円高もあり得る
米国は景気を犠牲にしてもインフレを抑えるようですが、景気が冷え込みすぎれば、利下げから再びの円高も有り得ます。
焦らないことですね。
まとめ
少子高齢化社会が進めば円は弱くなる。
人口減少する国に発展はありません。これからの日本の国力は低下の一方でしょう。
今回に限らず円安の方向性は変わらないのではと思います。
ですので、インデックス投資は為替ヘッジが無い方が、
お得になるはずです。
断言はできませんが、予想です。
投資は自己責任でお願いいたします。
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