ポートフォリオの組み方は悩む
ポートフォリオの組み方は考えてしまいますね。
いろんな事に黄金比が存在しますが、
実はポートフォリオにも存在します。そんなポートフォリオをご紹介します。
米国でのポートフォリオですが、日本では為替リスクがありますが、応用して使えると思います。参考になれば幸いです。
黄金のポートフォリオは
内容は株式30%、中期米国債15%、長期米国債40%、金7.5%、コモディティ7.5%
です。
債券比率が高いですね。もちろん個人のリスク許容度を踏まえてでの話です。
見ていきます!
オールシーズンポートフォリオ
米国投資家レイダリオ推奨のポートフォリオです。
値動きの違う資産を組み合わる事により、リスクを分散しつつ、安定運用していこうという訳ですね。
内訳は
株式
S&P500などや、VTIなどの全米株式を30%S&P500の直近10年のトータルリターンは約10%です。
今後が同じになるかは分かりませんが、世界人口が増え続ける限り経済は成長するはずですし、
米国は先進国で唯一人口増加しています。
中期米国債に15% 長期米国債40%
値動きがマイルド。長期米国債は株式と逆相関になる事が期待できる。
債券は株式のハイリスクな値動きに対しマイルドな動きにより、ポートフォリオ全体の動きをマイルドにします。
中期はその典型でしょう。
長期は少し性質が違います。
意外と値動きは激しくなりがちです。
S&P500などの株式とは逆相関の関係にあります。
上がれば下がり下がれば上がります。
中期米国債券より株式の値動きのブレーキの役目が更に増すはずです。
逆に株式の値上がり時は下がるでしょう。その分を株式が引っ張ります。
ゴールドとコモディティに各7.5%
ゴールドは金、コモディティーは原油や穀物ですね。
ゴールドも性質上、株式に逆相関関係にありがちです。
株価とは逆相関の値動きの期待が出来ます。
激しい株式の値動きにブレーキ的役割が期待出来ます。
コモディティは現物ですね。
原油よ小麦など現物商品です。
紛争や異常気象など危機に対して有事発生に値上がりが期待が出来ます。
もちろん紛争など誰も望みませんが、世の中は何が起こるかは不確定です。
突発的な不確定要素は株価には悪影響です。
この構成は上昇相場、下降相場の両方に安定的に運用出来そうです。
まさにオールシーズン。
また、ここまで書いてなんですが、債券の代わりに現金比率を上げるのも有りですね。
なぜなら、債券にクッションの役目だけを期待するなら、投資に回す額を少なくしてもトータル資産の変動は同じだからです。そんな考え方も必要ですね。
まとめ
あくまで米国でのポートフォリオになります。日本からは為替リスクも考えなくてはなりませんが、
例えば日本円での現金比率を上げるなど、してリスクを減らせば使えるはずです。応用しましょう。
暴れ馬の株式にブレーキ役の手綱の種類を数多く持たせたポートフォリオですね。
アクセルを踏みつつ強力なブレーキを装備したレーシングマシーンといったところでしょうか?
一番簡単なのは貯金をしつつ全世界株式の積立てと個人的には思います。
現金は資産全体からみたら債券のクッション役と変わりません。
ちなみに私は外国債券も保有していますが、現金比率を高めています。
投資は自己責任でお願いいたします。
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