個別株を買う!
株式に投資する時の指標として配当利回り、配当性向、株価収益率などがあります。
今回は、その意味や用い方を説明します(^^♪
せっかく投資するなら、優良企業へ長期投資したいですよね!
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配当利回り
投資金額に対する配当金の割合の指標
配当利回り(%)= 1株当たりの配当金 / 株価×100
です。
日本は100株単位での売買なので、100を掛けます。
わずか数年前まで、1000株単位がありました。
日本が世界でも珍しい仕組みです。米国株は1株から購入できます。
あと、たこ足配当に注意です。
タコが自分の足を食べる状態を表す例えです。利益も資金も無いのにやたら高配当を出す企業です。
配当性向
税引き後の純利益がどれくらい配当に回されているか分かります。
配当性向(%)= 配当金総額 / 当期純利益×100
配当性向が大きいという事は、株主還元に積極的な姿勢が分かりますが、
あまり高いと、無理をしている事になります。
また、配当に積極的な企業は、おじいちゃん企業です。成長期を過ぎている成熟企業になります。
株価が大きく上がる可能性は少なくなります。
成長に投資する機会が減っているからとなります。
株価収益(PER)
有名な指標です。
PER(倍)= 株価 / 1株当たり当期純利益 ×100
利益に対して、株価が割高か割安が分かります。
15倍より、大きければ割高、低ければ割安となります。
業種によって違いますが、大まかな感じですかね。
割高だと、将来の成長への期待の裏返しになります。
GAFAなどのハイテク株は割高です。
株価準資産倍率(PBR)
1株当たりの純資産に対しての株価
PBR(倍)= 株価 / 1株当たりの純資産
数値が大きいと割高 数値が小さいと割安です。
1倍が基準です。
仮に会社が倒産した場合に、会社の残った資金従業員への支払い後は、
株主の物になります。その指標です。
ちなみに、1株あたりの純資産(BPS)は 純資産 / 発行済株式総数 で求められます。
自己資本利益(ROE)
自己資本に対してどれだけ、利益を上げたかを見る指標です。
ROE(%)= 当期純利益 / 自己資本×100
ROEが高い企業は経営が上手な企業と言えます。
自己資本を有効に活用しているか分かります。優良企業。
業種によっても違いますが、8~10%以上が目安です。
純資産利益率(ROA)
純資産利益(ROA)= 当期純利益 / 総資本額 ×100
株主や銀行などから集めてきた資金で、どれくらい利益が出たかを見る指標です。
業種によっても違いますが、5%が一つの目安です。
まとめ
個別株を買う前は、最低このくらい指標を見て検討しましょう!
また、企業のIR情報を見て売上高の推移なども確認しましょう。
優待株を買う時も
ググってください(^^♪
または、証券会社のスクリーニングを活用しましょう!
あくまで長期投資の指標です。短期売買にはあまり効果がありません。
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