株式市場 1年間の季節性、値動き傾向
月による傾向が株式市場にあるのをご存知ですか?季節性、またはアノマリーといいます。
毎年絶対ではないですが、市場の動向の傾向があります。
株式も人が動かすものです。顕著に表れます。
これを知れば、金融リテラシー向上、投資タイミングの参考になるはずです。
彼を知り己を知れば百戦殆うからずです!
敵を知り己を知りましょう。
結論は、大きな流れとして、5~10月が下落サイクル、11月~4月が上昇サイクルの傾向です。
各月の傾向を見ていきましょう!
1月
年初の大発会でご祝儀相場でもあります。12月が株安に陥りやすく1月に上昇する確率が高い
税金対策で年末売りが出て1月に海外マネーが入りやすい。
2月~3月
節分天井、彼岸底と言われます。節分の2月上旬に高値を付け3月の彼岸に底をつける株価アノマリーです。
4月
新年度となり四月は新規投資資金の流入により、株高を生みます。新年度に、入り市場も盛況にやります。機関投資家きらの資金流入も始まり、3月決算発表シーズンもあります。
5月~6月
GW頃に株価が天井を迎える。決算発表に、より株価変動が激しくなり、方向性を見失いがち。
GWは日本だけですから、米国株には関係しません。
米国ではセルインメイ、5月は売れとのアノマリーがあります。5月は値下がりのトレンドの起点になりやすいからです。5~10月が下落サイクル、11月~4月が上昇サイクルとの関係です。
7月~8月
夏枯れ相場です。5月を境に7~8月は閑散期に入ります。出来高は縮小、株価は軟調となる傾向があります。これを夏枯れといいます。機関投資家も北半球はバカンスです。
南国の海でヒャッハー!でしょう(^^♪
仕事よりとりあえずバカンスです。しっかり休むから、また良い仕事ができるのです!
しかし、株価が軟調ということは、逆転の発想で仕込み時でもあります。この後の上昇相場に向け安く仕込む時ともとれます。一般人には狙い時です。
9月
台風などの自然災害も多いので相場全体が軟調になりがちです。
米国のFOMCの政策転換で急落しやすい
10月
アメリカの投信節税対策売りやヘッジファンドの換金売りが出やすく軟調気味
年末に向けての大型株底値圏と言えます。
また、3月決算企業の中間決算発表が本格化。上方下方修正で株価乱調。
11月
年末に向け海外ファンドや機関投資家が運用に積極的な姿勢になり比較的上昇基調
12月
年末最後の盛り上がりをみせ、1月に向け中小株やIPOラッシュで新興市場が盛り上がる。
まとめ
必ずではないが、パターンは存在します。漠然と行動するよりも、パターンを知り行動に繋げましょう。
必ずではないですが、その傾向を見せながら上下しつつ値動きがあります。
投資は自己責任でお願いいたします。
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