預金封鎖2024
預金封鎖が心配されていますね。これは新札発行を機に国によって日本人の預金封鎖をして
財政状況を改善させようという政策です。
これにより、預金の一部しか引き出せなくなり、国民の生活は混乱に陥るって話ですね。
実際起こるのでしょうか?
もし、本当に起こったらと思うと想像するのも怖いですね。
自分の貯金が自由に使えなくなり、国に管理されてしまう。
実は1946年に日本は一度預金封鎖が実施されています。
今回は、政府の借金が1000兆円と莫大で、財政再建を狙い
丁度、2024年に新札発行に伴ないタンス預金を炙り出すのも込みと言われています。
確かに気になる内容です。
しかし結論は、絶対ないとは言えないが確率は極めて低いと思うです。
理由を説明します。
騒ぎの発端
騒ぎの発端は、現在の預金封鎖を心配される背景に2024年発行新札の肖像画が渋沢栄一で、
1946年預金封鎖した当時の大蔵大臣がその孫の渋沢敬三という事で、これは単なる偶然ではく
預金封鎖が行われるメッセージではと、想像力豊かな話です(^^♪
まあ確かに、そう取ればそんな感じもします。一度そう思うと余計にそう感じるのは確かです。
しかし、そんな分かり易いメッセージを含みを込めてやるより、事実として公表するはずではと思います。
準備期間も無く、そんな一大事を行うとは到底思えませんし、ナンセンス
です。
1946年の預金封鎖はハイパーインフレと戦費の返済など経済は混乱していました。しかし、その頃は進駐軍の政策のはずです。
当時も新円切り替えも行われ、従来の紙幣の流通を止める政策も行われ2024年に被る訳です。
現在のタンス預金が大変多く国も把握しきれないので、旧札を使用できなくしてタンス預金を炙り出すのは最もな話ですね。
他国でも預金封鎖は行われている
1933年アメリカ
1990年ブラジル
2001年アルゼンチン
2002年ウルグアイ2013年キプロス
などです。
絵空事ではなく過去は世界でも行われています。
では、2024年日本でも実際に預金封鎖が?です。
実際は限りなく非現実的
普通に考えたら、現在の日本で預金封鎖までするメリットが無いからです。
理由1 日本の借金は円での借金
いかにも1000兆円の借金と聞くと、財政破綻するのでは?と心配になりますね。
しかし、それは少し間違っていて日本は円でしか負債を抱えていません。いざとなったら
日本銀行がお札を刷って、支払えば済むのです。
嘘みたいな話ですが、日本は数少ない自国通貨で国債を発行できる国です。借金の返済期限がきたら
お札を刷れば事は済みます。理由は日本が経済大国だからです。
日本国と日本銀行は親子の関係だからです。子に借金しているだけです。身内にしている借金ですから取り立てなんてありあません。
理由2 日本の信用に関わる
一応、世界の経済大国3位の日本です。円の価値、他国からの信用を考えたら、しなくてもいい
預金封鎖をして自分の首を絞めるのは自殺行為でしょう。
理由3 日本は世界一の純債権国
世界一の金持ちでもあります。
日本の対外純資産は411兆円です。
政府や企業が海外に持つ純資産です。債務を引いた金額です。
以上を考えても、預金封鎖なんてナンセンスな政策を行わくても、日本はやっていけます。
万が一の対策
絶対はないので、実際に預金封鎖が行われた時の対策ですが
外国株、債券、通貨を買う。
外国の資産です。封鎖には他国の影響があり難しいと思います。リスク管理はどんな事でも必要です。
普段から資産の分散を考えておきましょう。
日本のインデックスファンドも投資先は外国です。
まとめ
1946年当時は戦後間もなくで、物資不足によるハイパーインフレ、戦費の返済など、まさに大混乱の時代です。現代と重ね合わせるのは無理がある気がします。
わざわざ国民を混乱に陥れてまで行うとは絶対ないとは言えませんが、やるならナンセンスです。
預金封鎖が起これば世界経済にも影響はないはずありません。
現在がそこまでの混乱期でないので絶対ないとは言えないが、可能性は限りなく低いのではと思います。
投資は自己責任でお願いいたします。
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