生きたお金の使い方 ケチと節約の境界線
ケチと言えば響きは悪いですが、節約家と言えばなんとも堅実な人と取られるかと思います。
しかし、ケチと節約家は似て非なるものです。
どちらも細々と生活しているイメージですが、ケチは必要なものにもお金を出さない、
節約家は節約しながらでも必要なものにはお金を出すですね。
説明します。
ケチは必要な出費にも出し渋る
う~ん、ケチってなんとも嫌な響きですね(笑)せっかくの節約志向がドが過ぎた状態ですね。
本来の志はいいのですが、自分にも他人にも厳しくなりすぎて、出すのは舌を出すのも嫌なのがケチですね。
極端すぎると周囲から誘われても、付き合いも悪く、趣味など人生の楽しみまで自制してしまう。
それで自分の価値観が満たされていれば、まあ良いのでしょうが、人生も味気なくなりがちです。
節約家は必要な出費は出して、無駄を省く
良いフレーズです。無駄を省く。これが節約家でしょう。
付き合いや人生を楽しみながらも、同じような物なら安い方、固定費の削減、子供の進学は国公立を視野にいれる(無理ではなく出来ればです。)iDeCoを始める、ふるさと納税を始めるなどでしょうか。
内容を見てみます。
趣味でも必要なら出費する 人生を豊かにする浪費
人生の幅を広げてくれて、人生の充実には欠かせない趣味や楽しみです。これも、倹約しすぎると人生が味気なくなりがちです。
人生を豊かにしてくれる浪費も必要です。
もちろん節約が趣味とまで行けば本物です。人生を悟った境地でしょう。素晴らしい。
私は無理なので、例えば似た物なら、安い方などお財布と折り合いをつけてます。
セールを待つ
ボーナスセールや決算セールを狙って高額な商品は買いましょう。同じ物でもお得に買えます。
固定費の削減
電力や節水シャワーヘッド、格安スマホなどを検討してみましょう。
子供には公立を目指してもらう
学費は私立と公立で子育て終了まで1400万円もの差額があります。
公立高校から国公立なら安く済みますが、ほどほどに。
無理はダメです。
だったら良いな~くらいで考えましょう。
iDeCoを始める
60歳まで出金できない鉄の掟のiDeCoです。嫌でも老後資金は貯まりますし、
運用益も期待でき、住民税の減税にもなります。
ふるさと納税を利用する
返礼品はやたら美味しい地の食材などを頂けて、寄付金の形で事前納税になります。
返礼品分お得ですし、先払いした分、翌年の税金が下がるので精神的に楽です。
ケチと節約家の境目はお金は生きた使い方をする事
昔から生き金という言葉があります。生きたお金の使い方。逆に死に金という言葉も同時にあります。どういうことか?
生き金
まさに生きたお金の使い方です。例えば誰かの為に寄付やプレゼントをする。自分の価値観にあった価値のある趣味の品を買う、子供の教育に出費、自己投資、など
その出費で自分や誰かが幸せになれる、心が豊かになる使い方です。これが生き金(いきがね)、生きたお金の使い方です。
また、お金の為になる使い方です。本来お金は使う事が目的なんですね。
死に金
これは生き金の逆で例えばギャンブルや、無駄に要らない物なのに見栄で買う品物、省く事が出来る払わなくてよい固定費など、
たいして誰の為にもならない無駄な浪費です。せっかくのお金が死んでしまいます。
ですので、お金は無駄を省き、心が豊かになる使い方が大切です。
表現が正しいか分かりませんが、ケチはある意味、お金の価値を殺してしまっているかもしれません。
ケチと節約家の境目は生きたお金の使い方が出来るかが境界線だと思います。
まとめ
よくお金持ちに、あの世までタンス貯金は持っていけないぞ~!なんて昔はからかいましたが、
それは正解かもしれません。お金は使って本来の意味を持ちます。せっかくのお金です。ケチケチになりすぎず、必要な節約はして使う力も身につけましょう!
生き金 死に金 どうせなら生きたお金の使い方をしたいものです。
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